TOEICは午前午後のダブル受験不可!どっちがいいのか比べてみた

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2022年8月21日(日)実施試験より、TOEIC公開テストの定員制および抽選制申込受付が終了することが公式に発表されました。詳細は現在確認中のため、本記事には古い情報が含まれている可能性があります。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただけますようお願いいたします(2022/6/22)。

TOEICって、同じ日の午前と午後に試験をしてるんだ!
どっちがいいんだろう?
両方受けることはできるのかな??

TOEICの試験は同日の午前と午後に実施されている、ということをご存知でしょうか?
恥ずかしながら、私もつい最近知ったばかりです(笑)

これは、新型コロナ感染拡大防止措置として導入された制度なんだそうです。

申し込む際にテスト日程の中から選んで手続きをするのですが、どちらを選べばいいのか迷いませんか?
この後詳しくお話ししますが、実は午前と午後の両方を受けることはできないんです…。

果たしてTOEICは午前と午後のどちらがいいのか、さまざまな視点から比べてみました!

 

 

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【TOEIC】午前と午後両方の申し込みはできない!

冒頭でお伝えした通り、TOEICは午前と午後の両方に申し込むことはできません。

公式サイトに、その旨がはっきりと記載されています。
また、以下の詳細についても同じページから確認することができます。

  • 抽選申込期間中に申込サイトで申込の手続きを完了し、受験料の支払いが完了した人の中から、受験できる人を抽選する。
  • 抽選の結果はメールでお知らせが届く。
    申込サイト上でも抽選結果を確認できる。
  • 抽選に際し、申込の順番は一切影響しない。
  • 抽選結果に関わらず、午前と午後の両方(1日2回)に申し込むことは不可。
  • 申込手続き完了後は、「試験日時の変更」「受験者の変更」はできない。
  • 定員制による申込受付の場合、申込締切後の受験地変更はできない。
  • 新型コロナウイルス感染の影響を鑑み、当面の間この抽選方式が継続される予定。
  • 抽選にもれた場合、受験料は返金される。
  • 抽選にもれた場合、次回抽選申込時にリピート受験割引が適用される。
    ※割引対象期間は定員制が終了するまで延長

以前TOEICの抽選が全然当たらないっていうニュースを見た記憶があるんだけど、これのことだったんだね!

因みに、最近ではほぼ100%当選しているので、いつまでたっても受験できないという状況ではなくなったみたいです。

希望のタイミングで受けられると思ってよさそうなので、安心して勉強計画を立てましょう。

【TOEIC】午前と午後の平均点に差はある?

両方受験するのが無理なら、午前と午後のどっちを選べばいいんだろう?
どうせなら点数の取りやすい方で受けたいな!

午前と午後を選ぶときに、気になるのはどちらがより点数を取りやすいかということではないでしょうか?

実施日によって大きなばらつきがあるとは考えにくいですが、私も気になったので公式サイトで確認してきました。

午前午後
2022年6月26日601.9595.5
2022年5月29日615.7602.4
2022年4月24日614.7614.2

参照:公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|【公式】TOEIC Program|IIBC

比べてみると、午前のほうが午後よりやや平均が高い傾向があることがわかりますね!

原因は推測ですが、以下の点が考えられます。

  • 午前中のほうが頭が働きやすい
  • 計画的に勉強する人ほど、午前中にさっさと試験を終わらせたいと考える傾向がある
  • 午前がおすすめという情報が流れ始めている

実は、私も今回午前と午後を比較するためにネットで調査をしたのですが、午前を推奨する声が多いように感じました。

 

 

 

 

1日2回実施の制度になってから約2年が経過し、こういった情報が集まり始めていることも試験結果に影響を及ぼしているのかもしれません。

意識の高い人ほど、しっかりと情報収集をするものですからね。
午前の方が高得点を取ろうという意欲を持った受験者が多いために、平均点が高くなっているのではないかと私は推測しています。

当たり前ですが、午前と午後で難易度に大きな差があるということはないでしょう。
より簡単な方を選ぶというよりは、自分の実力を発揮しやすい方を選ぶという観点で試験時間を選択するとよいのではないでしょうか。

【TOEIC】午前と午後の試験時間はどちらがおすすめ?

今のところ、平均点は午前が午後よりやや高い傾向にあるとわかりましたが、一番気になるのは自分にとってどちらがいいのか、ということですよね。

それぞれの時間帯におすすめな人の特徴について考えてみました!

午前受験が向いている人の特徴

午前受験が向いているのは、次のような特徴に当てはまる人だと思います。

  • 早起きが得意
    →試験開始が10:20なので、2時間前には目が覚めていることが理想
  • 試験会場が自宅(当日出発する場所)から近い
  • 一刻も早くプレッシャーから解放されたい
  • 試験終了後の午後の時間を有意義に過ごしたい

実は私も、自分は午前受験の方が向いていると思っています。

TOEIC以外でも午前中で終了する資格試験をいくつか受験した経験があるのですが、午前中に試験が終わると午後の時間を晴れやかな気持ちで過ごすことができます。

逆に、午後に試験開始する資格試験の受験経験もありますが、午前中は何となくそわそわしてしまって落ち着かず、試験が終わる頃には日が暮れてしまったので丸一日試験のプレッシャーを感じ続けてしまいました。

私のように、一分一秒でも早く試験のプレッシャーから解放されたい!と思う人の場合は、午前受験を強くおすすめします。

その代わり、試験当日は復習に充てられる時間はあまりないのでそれを想定した勉強計画を立てる必要があります。

直前詰め込み型ではなく、じっくりと時間をかけてコツコツ勉強するように心がけましょう。

午後受験が向いている人の特徴

逆に、以下の特徴に当てはまるなら午後受験の方が向いているでしょう。

  • 早起きが苦手、朝は頭が働かない
  • 試験会場が自宅(当日出発する場所)から遠い
  • 午前を復習の時間に充てたい
  • 短期集中型で、直前に勉強する方が集中できる

私もどちらかというと朝は苦手なので、午前中に頭が働かない気持ちはよくわかります(苦笑)
また、遅刻してしまっては勉強した時間も受験料も無駄になってしまいますから、受付時間内に確実に会場に行くためには午後受験を選ぶ方が無難ですよね。

何といっても午後受験のメリットは、午前中に勉強することができることでしょう。
特に短期集中型の方はギリギリまで粘って暗記をすれば、得点を積み増しすることができるかもしれません。

注意しなければならないのは、昼食をとった後の眠気対策です。
試験開始の15時はちょうど昼間の眠気を感じやすい時間帯なので、いつも眠くなってしまいやすいのであれば自分にとって効果的な対策を見つけておきましょう。

例えば、昼ご飯を少なめにする、15~20分程度の仮眠をとるなどが有効です。
試験前に色々と試してみて、本番の過ごし方を考えておくといいですよ。

まとめ

  • TOEICは午前と午後両方に申し込むことはできない
  • 抽選方式採用後、午前の方が午後より平均点が約10点高い傾向が続いている
  • 午前と午後の平均点の差は、難易度の違いではなく「午前がおすすめ」という情報が流れ始めていることが影響している可能性が考えられる
  • 自分の生活スタイルや体内リズム、性格などに合わせて、より力の発揮しやすい時間帯を選ぶのがおすすめ

毎月開催されているとはいえ、TOEICは何度も受験できる試験ではないので1度のチャンスで高得点を狙いたいですよね!

事前に午前・午後のどちらで受験するかしっかりと考えた上で、少しでも高いスコアを目指しましょう!!

 

 

ヒロ前田 (著), テッド寺倉 (著), ロス・タロック (著)
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